HIPHOP初心者が今すぐ聴くべき3組のアーティスト[入門編]
平素より大変お世話になっております。okomeと申します。
このブログはHIPHOPの文化やオススメのアーティスト、曲など
『HIPHOP』を題材にした記事をどんどん公開していこうと思います。
内容としては
・まだHIPHOPについてあまり詳しく分からないけど気になる!
・最近流行のあの曲って誰の曲?
・HIPHOPって他のジャンルと比べてどんな特徴があるの?
といった、いわゆる「HIPHOP初心者」の方たちのために書いた記事となります。
よりHIPHOP文化にフォーカスしたり、もっと深い内容に知見を得たりする内容のものは
いずれどんどん投稿していくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。
早速、今回のブログ記事の内容に入りましょう。今回は
『初心者が今すぐ聴くべき3組のアーティスト』です。
「初心者」はあまりいい表現では無いかもしれませんが、ここで言う初心者は
・曲もアーティストも全然知らない!
・韻とかフロウとかよくわかんない!
・でもなんか気になるしかっこいいからどんなの聴いたらいいか教えて欲しい!
といった方々を指します。
そんな方々に私は全力でアーティストや曲をオススメしていきたいと思います。
オススメする基準ですが
・ラップが聞き取りやすい
・どこで韻を踏んでいるかわかりやすい
この2点を重視して選びました。
この記事を読んだ後、あなたは必ず「ラッパーの○○って曲知ってる?」と
友達に紹介したくなりますし、プレイリストをヘビロテしていることでしょう。
では参ります。
1.RHYMESTER
「ライムスター」と読みます。
宇多丸、Mummy-D、DJ JINの2MC 1DJのベテラン3人組です。
今年32年目の大ベテランですが、決して古臭い雰囲気は無く、とにかく「ラップが上手い!」「リリックが面白い!」「トラックがかっこいい!」
といったわかりやすくスゲー!となるHIPHOPグループです。
MC2人の聴き分けですが、声に特徴があるのがMummy-Dさんで聞き取りやすいラップをする方が宇多丸さん、と覚えてください。
『Future Is Born』
オジさん達もたまらず踊っちゃようなサウンド。
Featuringにmanabuaさんがいらっしゃいます。最高のトラックですね。
私はMummy-Dさんのリリックの
「ただしお前らのrootsはあくまで俺らとは言っておきたいぜ」
に思わず声が出ました。
HIPHOP低迷期を支えてきた第一人者は確かに彼らなのです。
彼らがHIPHOPをやり続けて、そこにファンがついてきたから今もHIPHOP文化は守られているのです。
最高の一曲ですのでぜひ聴いてください。
RHYMESTERの他のオススメ曲はこちらです。
これぞHIPHOPクラシック。知っている方も多いと思います。
かっこいいの一言に尽きる。宇多丸さんのリリックにも要注目。
今の若者に聴いてほしい最高の一曲。
私も20代バリバリの若者ですが。
2.Creepy nuts
「クリーピーナッツ」今やテレビで聞いたことがない人はいないくらい有名になりましたね。
R-指定とDJ松永の二人組からなるユニットです。
10年近く前から二人での活動は行っていたようですが、2017年にSONYからメジャーデビューしています。
R-指定さんは国内のフリースタイルバトルの大会3連覇。
DJ松永さんは国内のDJ大会に優勝し、その年に世界一のDJを決める大会に優勝しているというとんでもない経歴を持つとんでもない若手HIPHOPユニットですね。
『かつて天才だった俺たちへ』
「苦手だとか怖いとか 気づかなければ 俺だってボールと友達になれた」
「破り捨てたあのラクガキや 似合わないと言われた髪型 うろ覚えの下手くそな歌が 世界を変えたかも」
中学生の頃からずっとラップすることだけでここまでのし上がってきたR-指定さんらしいリリックです。
夢を持って何かに打ち込み続けることって良いよね、って思わされます。
「信じていれば願いは叶うさ〜」って歌ってるちょっと前のペラいJーPOPよりよっぽど感情を揺さぶられる一曲です。
その他のオススメ曲はこちらになります。
だいぶ初期の曲ですね。私はこの曲からCreppy nutsにどハマりしました。
当時インディーズで活動していましたが、歌詞の内容が「ドラッグ使用を助長している」とラジオ関係者から勘違いされてラジオでなかなか流してもらえなかったそうです。
「ドラッグじゃなくて音楽でトぼうぜ」って曲なんですけどね。
中学高校でやってた自分の痛々しい思い出が蘇って胸がチクチク痛みます。
だがそれでいい!
みんな違ってみんないい。全く曲名通りのリリックです。
いろんな人のフロウ(歌い方)を真似してラップしていますが、とにかくマネがうますぎる。
特徴をよく掴んでいるなぁと感心するばかりです。とっても面白い一曲。
3『RIPSLYME』
え?リップでしょ?知ってるよ?いやいや、「楽園ベイベー」「熱帯夜」くらいでしょ?
もっとスゲー!って思っちゃう曲紹介していきます。
有名なグループですが一応紹介しておきます。
PES ILMARI SU RYO-ZとDJ FUMIYAの4MC 1DJの5人組です。
1994年から活動し、2018年から現在まで活動休止しています。
不仲説とか死亡説とか色々出ていますが、ほぼガセです。ガセと信じたいです。
曲紹介ですが、よく知られているであろう「楽園ベイベー」「熱帯夜」は省略します。
『BLUE BE-BOP』
SUさんのバース
「すれ違いの残り香かぎ さらば楽園愛したマヌケなベイベー」
と、RIPSLYMEの代表曲である楽園ベイベーの曲名をセルフサンプリングしています。
ここでまず「おぉ〜!」となったのも束の間
「すこし愁いで 届かねぇ想いで Wait a minute たった今がメーデーメーデー」
つまり「愁いで」「届かねぇ」「想いで」「メーデー」「メーデー」
「ベイベー」から5つも韻を踏んでいくわけです。気持ちいいですね。
他の3人も比較的他の曲と比べて音ノリのいいフロウでラップしています。
ぜひ歌詞を見ながら聴いてみてください。
こちらも名曲
RYO-Zさんのバースの初っ端
「Hold me tightにDon't be sye real love から回る lonliness」
がとにかく気持ち良すぎて、初めて聴いた時そこだけ何度もリピートした思い出があります。
またまた名曲。
「いい年したおじさんの大人な遊び」って感じの曲です。
私があれこれ語るよりまず聴いてほしいですね。
実はまだまだ紹介したいアーティストや曲も山ほどあるんですが、また次の機会に。
気になったアーティストがいたらサブスクで昔のアルバムを次から次に聴いていくのをオススメします。
次はラップを聴く事に少し慣れてきた方への[中級編]を記事にしていこうと思います。
また、内容に誤りがあった場合やこの記事の感想、「このアーティスト紹介して!」など
なんでもいいのでコメントにお書きいただければとても嬉しいです。
次の記事もまたよろしくお願いいたします。